【人気の犬種】スタンダードシュナウザーとは?しつけ・価格相場・子犬選び方について
スタンダードシュナウザー:しつけ・価格相場・子犬選び方編
人気の犬種でありますが、日本では希少犬であるスタンダードシュナウザーについて、しつけ、価格相場、子犬選ぶい方を以下に説明していきます。
飼い方としつけ
賢くて忠誠心が強く、学習能力が高いスタンダードシュナウザーは、比較的しつけやす
い犬種と言うことができます。
大切なのは愛犬と飼い主の
信頼関係です。
力で抑え込もうとしても信
頼関係を築くことはできま
せん。
飼い主を常に見ているので、
根気強く愛情を込めてし
つけるようにしましょう♡
大切なのはしつける際にルールを一貫させるということです。うまくいったら褒めて、失敗したら無視するようにしましょう。
しかし、愛情を注ぎますが、決して甘やかしてはいけません。一緒に過ごすのが好きな犬種なので、十分なスキンシップの時間を取るようにしましょう。
ストレスを溜めると問題行動を起こすことがあります。
そんな時は叱るのではなく、原因(運動不足など)を見つけて解決するようにしましょう。
飼育環境
中型犬で比較的丈夫なスタンダードシュナウザーは屋外で飼うこともできますが、コミュニケーションをしっかりとることや、健康のためにも室内環境がすすめられています。温度差のない室内のほうが、体に負担があまりなく、さらに体を清潔に保つことができます。そのかわり、ある程度の運動量を必要とする犬種なので、庭や外に出て遊ばせることが必要になります。
散歩は毎日1時間以上を2回行うようにし、ドッグランで思いっきり走らせたり、ゲーム要素のある運動でストレスが溜まらないようにしてあげましょう。
毛色 被毛
スタンダードシュナウザーの被毛は他のシュナウザーと同様に密生していて、ワイヤー状の硬いオーバーコートと柔らかくて短いアンダーコートからなるダブルコートです。
全体的にざらざたとした手触りで、ダブルコートの割には抜け毛が少ないのが特徴です。
毛色はソルト&ペッパー、ブラック、グリズルです。
健康管理 お手入れ【トリミング】
スタン トイレの回数対する抵抗力も強い犬種です。
気を付けてあげたい病気もいくつかありますが、そのうちのひとつは尿石症です。
尿石症はおしっこの成分を処理できず、たまって石になる病気です。
トイレの回数が増え、尿に血が混じっていたり、元気・食欲がないといった特徴が見られます。日頃から尿の回数・色などチェックを心がけると、早く異変に気付けるかもしれません。
長い眉毛などが目に入って起こる眼病にも気を付ける必要があります。
どの犬にも当てはまりますが、室内飼育をしていると、運動不足や食べ過ぎで肥満になってしまう傾向があります。肥満はいろいろな病気の原因になるので意識的
に気を付けるようにしましょう。体重が増えると、関節に負担がかかり、股関節
形成不全を引き起こすこともあります。定期的な健康診断を受けるようにして、
異常を感じたらすぐに獣医師に相談しましょう。
ダブルコートの割に抜け毛が少ない犬種ですが、ブラッシングは毎日行うようにしましょう。ブラッシングは皮膚の血行を良くする効果があるので、皮膚と被毛の両方の健康を維持することができます。
スタンダードシュナウザーの独特の硬くて強い被毛を維持するために、プラッキングという手法のトリミングをする必要があります。
これは被毛を抜いて皮膚や被毛を強くするという手法です。
- 慣れるまで痛がるので、子犬の時から習慣にすること
- 外耳炎の予防のためにも週に1度は耳の掃除をすること
- 歯周病予防のために歯磨きを習慣づけること
→これも子犬のうちから慣れさせるようにしましょう。
価格相場
スタンダードシュナウザーの子犬の値段は、15万円~30万円程度と言われています。日本では希少な犬種のため、ペットショップで売られていることはまずありません。
そのため、スタンダードシュナウザーの子犬が欲しい場合は、ブリーダーから直接譲り受けることになります。
しかしながら、この記事を書くために、国内のスタンダードシュナウザーの
ブリーダーを探してみましたが、見つかりませんでした。ブリーダーを探す代行業者がいますので、そのような業者に依頼したほうがよさそうです。
海外から輸入する方法もありますが、その前にジャパンケンネルクラブ(JKC)の品評会を見学してみるのはいかがでしょうか?
国内で希少な犬種は、その分飼い主さんも犬種に惚れ込んで、積極的に品評会に参加していることがあります。スタンダードシュナウザーを出品している方に、子犬の入手方法をたずねてみることもできます。
もしその方が、愛犬の繁殖を考えているようなら、子犬が欲しいとお願いしてみる
のもいいかもしれません。
それでもやはり海外から輸入しようという場合、最低でも50万円は見積もっておきましょう。子犬の値段に加えて、各種手数料がかかりますので、その分高額になります。スタンダードシュナウザーの原産地ドイツのほかに、ドッグショーが盛んなアメリカなども視野に入れるといいです。輸入元の国で狂犬病が発生していると、日本での検疫が厳しくなり、拘留期間も長くなりますので、狂犬病が発生していない国から輸入しましょう。
子犬の選び方
希少な犬種なのでスタンダードシュナウザーの子犬が見つかるとなると、うれしさのあまり即決で購入したくなるかもしれませんね。
しかし、長い付き合いになることを考えると健康で手のかからない子犬を選びたいものです。それで、多少の時間をかけて、健康チェックや性格、社会性について観察するようにしましょう。要点として、以下の通りです。
- 目、鼻、口を見て異常がないか確かること
- 撫でながら被毛や皮膚の状態を観察すること
→健康状態は被毛のツヤにもあらわれるため、
- 抱きかかえた時に少しずっしりした感じがあるほう良い
→健康的な子犬に多い傾向あるため
- 骨格がしっかりしているか、歩き方は変じゃないかなどもチェックすること
- 親犬や兄弟犬を見せてもらうようにすること
→将来どのサイズに育つのかが想像するため
上記以外にも、時間をかけて接することによって、ある程度性格や社会性が見についているかを確認することができます。ぜひ、皆さんもスタンダードシュナウザーを自身の日常に、生活の仲間に加えて見てください。