【日本で珍しい犬種】ケアーンテリアとは?しつけ・価格相場・子犬選び方について
【日本で珍しい犬種】ケアーンテリアとは?しつけ・価格相場・子犬選び方について
- 【日本で珍しい犬種】ケアーンテリアとは?しつけ・価格相場・子犬選び方について
- ♡飼い方としつけ♡
- ♡飼育環境♡
- ♡毛色 被毛♡
- ♡健康管理 ♡
- ♡お手入れ【トリミング⠀】♡
- ♡価格相場♡
- ♡子犬の選び方♡
♡飼い方としつけ♡
ケアーンテリアは頑固で気が強い部分があるので、初心者には難易度が高いとされています。
しかし、毅然とした態度で根気強くしつけをすると利口なのでしっかりと覚えてくれます。
ケアーンテリアは小型犬ではありますが、しつけが難しいと考える人は飼い始めの初期にプロのトレーナーに数か月預けて訓練を行うと、犬種の良い特徴を活かした優秀な家庭犬に育てることができます。
預かり訓練を受けさせることは可愛そうだと考える飼い主さんもいますが、プロのトレーナーは決して厳しいトレーニングを行うわけではありません。
飼い主さんのお家以外に生活経験のある場所を持っておくと、止むを得ず飼い主さんが不在になるときペットホテルに預けるより、トレーナーに預けるほうが犬のストレスが少ないのも事実です。
ケアーンテリアは強気な性格傾向がありますので、預かり訓練の終わりごろには飼い主さんも一緒にトレーニングに参加するか、帰宅後にトレーナーに訪問してもらいフォローアップトレーニングを受け、飼い主さんがリーダーであることを学ばせるほうが良いでしょう。
厳しいトレーニングやしつけを嫌う傾向がありますが、だからといって甘やかすと神経質な性格になってしまいます。
神経質な性格から無駄吠えも多くなってしまい、飼いにくくなってしまう場合もあります。
それで、厳しすぎず、甘やかしすぎずのバランスを考えて、遊びの範疇でしっかりとしつけをしてあげてください。
しつけの際はきちんと主従関係を築いて、世界最高の相棒に育て上げてくださいね。
♡飼育環境♡
ケアーンテリアはその小柄な体に似合わず、とても活発で運動量の多い犬種です。
そのため、飼い方として毎日の運動が欠かせません。
散歩は1日2回、1回30分以上を目安に行いましょう。
好奇心が旺盛なので、散歩コースを変えると脳に刺激を与えたり、社交性を教えることにも役立ちます。
散歩だけでは不十分な場合が多いので、庭などでボール遊びなどのゲームを取り入れながらたくさん運動させるようにしましょう。
体が丈夫なケアーンテリアですが、屋外ではなく室内で飼うほうが適しています。
寒さには強いですが、被毛の量を考えると夏の暑さは苦手だといえます。
室内温度に気を付けたり、散歩の時間を考慮して、熱射病にならないように気を付けましょう。
元気で活発なケアーンテリアは賢い性格で、子どもと遊ぶのも大好きなので子どもたちのいる家庭にもぴったりの犬です。
通りすがりの小動物を追いかけてしまう性質を持っているので、放し飼いはしないでください。
庭に放す時は穴を掘る習性があることを忘れないようにして注意してください。
♡毛色 被毛♡
被毛は2つあり
- アンダー
- トップのダブルコート
で、巻き毛の粗いトップコートは雨風に強くなっています。
顔の周りに飾り毛があり、カットの仕方によって様々な表情を楽しむことができます。
毛色はク6種類あり
- クリーム
- ウィートン
- レッド
- グレー
- ブラック
- ブリンドル
などあらゆるカラーが存在します。
ホワイトの被毛を持ったものは1917年に
アメリカンケンネルクラブによってウエ
ストハイランドホワイトテリアとして登
録されるようになりました。
成長に伴って毛色が変化するのも特徴で
、特にブリンドルの場合は成長するまで
に7回も毛色が変わるとも言われています。
♡健康管理 ♡
ケアーンテリアは皮膚の病気にかかりやすい犬種だとされています。
その中でもアトピー性皮膚炎が代表的で、砂埃を吸引することによって発症すると言われています。
また甲状腺機能低下症も中年期以降多く見られ、被毛の光沢がなくなり抜け毛が増えるようになります。
活動量が減って元気がなくなるので、もしやと思ったらすぐに動物病院に連れて行くようにしましょう。
遺伝的に目の病気にもかかりやすく、特に注意したい症状に緑内障、白内障、進行性網膜萎縮症などがあります。
早期発見、早期治療で失明を防ぐこともできるので、目の様子を定期的にチェックするようにしましょう。
また遺伝的に慢性腎不全にかかりやすいとされています。
これは気づいてからでは遅く、かなり進行している病気なので、普段から健康診断を行い、血液検査や尿検査で早期発見ができるようにしましょう。
レッグペルテスなどの骨の病気にかかる場合もあるので、特に激しい運動をするときは走り方などの様子を見るようにしましょう。
♡お手入れ【トリミング⠀】♡
ケアーンテリアの被毛は少し硬い毛質ですが、お手入れは週に1回程度必要です。
また、夏と冬の換毛期にはストリッピング(毛を抜くこと)が必要になります。
皮膚が弱いタイプが多いので、いきなりストリッピングをすると皮膚炎を起こしてしまうことがあります。
それで、初心者の場合、最初はプロのトリマーさんのところに連れて行って、相談してみるのもいいでしょう。 ケアーンテリアのトリミングは自分でもしやすいほうだと言われています。
コツを教わってから上手に行えるようになると、愛犬が痛みを感じてストレスになることを防ぐことができますよ。
♡価格相場♡
ペットショップで見かけることは少ないでしょうから、購入はブリーダーからとなるでしょう。
その場合の販売価格の相場は10万円から20万円くらいになります。
血統が良かったりショータイプの子犬の場合は25万円くらいになることもあるようです。
♡子犬の選び方♡
他の犬種にも共通して言えることですが、子犬の頃はどれもコロコロとしていてとても可愛いです。
生まれたばかりの子犬は耳が垂れていますが、歯が生え変わる頃には耳がピンと立つそうです。
その可愛らしさに一目ぼれしてしまうということがありますが、テリア気質を持った勝ち気で頑固な犬種であることを忘れてはなりません。
ケアーンテリアの特徴や性格をしっかりと考えたうえで選ぶようにしましょう。
健康な子犬を選びたいですから、子犬をしっかり育てている優良なブリーダーからの購入が望ましいでしょう。
飼育環境や親犬を見せてもらうことができるでしょう。
先天性の病気もあるので、そのチェックがなされているか、アフターケアはどのくらいしっかりしているのかを確認してください。
目の輝きや、耳やお尻周り、皮膚が清潔に保たれているかなどもチェックしましょう。
抱き上げてみて、骨格がしっかりしていて痩せすぎていないか、そして相性が合いそうかどうかなども確かめるといいでしょう。